【WOT】吾輩は戦車である。名前はobj279(e)・・・ソ連重戦車なのだ

吾輩わがはいは戦車である。名前はobj279(e)。

どこで生れたかとんと見当けんとうがつかぬ。

何でも薄暗いじめじめしたガレージでニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

吾輩はここで始めて自走砲というものを見た。

しかもあとで聞くとそれは書生というWOT戦車中で一番獰悪どうあくな種族であったそうだ。

この書生というのは時々我々戦車を捕つかまえてフォーカスしてスタンで煮にて食うという話である。

しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。

ただ彼の掌てのひらに載せられてスーと神様視点から榴弾の雨を振り落とされた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。

戦場で少し落ちついて戦車の顔を見たのがいわゆる自走砲というものの見始みはじめであろう。

この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。

第一装甲をもって装飾されべきはずの車体がつるつるしてまるで薬缶やかんだ。

その後ご戦車にもだいぶ逢あったがこんな片輪かたわには一度も出会でくわした事がない。

のみならず戦車の砲身があまりに突起している。

そうしてその穴の中から時々ぷうぷうとスタン榴弾砲煙けむりを吹く。

どうも咽むせぽくて実に弱った。これが自走砲の放つスタン煙草たばこというものである事はようやくこの頃知った。

　平原マップ茂みの裏うちでしばらくはよい心持に坐っておったが、しばらくすると非常な速力でEBR105が運転しスポット始めた。

書生が動くのかobj279(e)だけが動くのか分らないが無暗むやみに眼が廻る。胸が悪くなる。

ひたすらにスタン榴弾で履帯が切られ到底とうてい助からないと思っていると、どさりと音がして弾薬庫から火が出た。

それまでは記憶しているがあとは何の事やらいくら考え出そうとしても分らない。

　ふと気が付いて見ると書生はいない。

たくさんおった重戦車兄弟が一疋ぴきも見えぬ。肝心かんじんの母親さえ姿を隠してしまった。

その上今いままでの所とは違って無暗むやみに明るい。眼を明いていられぬくらいだ。

はてな何でも容子ようすがおかしいと、のそのそ這はい出して見ると非常に痛い。

吾輩obj279(e)は藁わらの上から急に笹原の中へ棄てられたのである・・・終わり。

昨日ランダム戦でプロホロフカ１・２ラインの番人していたら味方軽戦車ズが溶けていなくなり、敵EBR隊が無慈悲なスポット祭り＆自走砲３枚コンボで蒸発した様子を「吾輩は猫である」を引用して書きました。

ちなみに赤文字以外は原文通りです。

これは重戦車をよく乗っている人はわかるはずｗ

先に言っておくとワシは自走砲は戦場では必要と思っています。しかし３枚ではなくランク戦のように２枚までに制限してほしいと思っております。

進撃戦でも敵防衛陣を崩すためには自走砲必須ですからねー

今日はネタ投稿でしたが、たまにはこういうのも良いのではないでしょうか〜

ではではまた！